2011年5月12日木曜日

房総半島の名所

房総半島の名所といえば、数多くありますが、今日は「養老渓谷」を紹介いたします。

ハイキングをしながら「四季」の移り変わりを楽しむことができる、非常にのどかで落ち着いたところです。紅葉狩りの名所になっています。








先日の総会合宿の帰りに立ち寄った、「出世観音像」のある「養老山立國寺」は源頼朝が三日間一心不乱に、天下平定を祈願した場所ということで、「出世の神様」「再起の守護神」として出世観音が祀られています。




源頼朝は「治承寿永の乱」(1180~1185年)の際、以仁王の令旨を受けて、伊豆で挙兵し、石橋山の戦いで大庭景親に敗れて、安房(千葉県南部)に逃れます。そこで体勢を立て直した後、富士川の戦い、屋島の戦い、一の谷の戦いなどで、勝ち戦を重ねて、平氏を壇ノ浦まで追い詰めていきます。

私の住んでいるところも「廿五里」という地名で「ついへいじ」(鎌倉から二十五里(約100キロ)という意味)と読みます。源頼朝が立ち寄って必勝祈願をしたところとされていて、その後に源氏の守護神を祀った「宇佐八幡神社」が建てられています。

合気道2代道主の植芝吉祥丸先生の名前は源頼朝の幼名「吉祥丸」にちなんで名づけられております。

そもそも合気道のもとになった「大東流合気柔術」は甲斐源氏の新羅三郎義光によって考案されたといわれております。

頼朝伝説をたどって房総半島を旅するのも面白いかもしれません。

そして、石窯で焼く養老渓谷のおいしいパン屋さんはとてもよかったです。


2 件のコメント:

  1. 新緑が美しい!!

    ミッキーさんとChiekoさんは、写真でも姿勢がいい!!

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  2. みきさん、コメントありがとうございます。

    私は個人的に紅葉よりは新緑が好きです。

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